ALL FOR 2010 ! 岡田JAPAN観戦記



No. 74


2009年3月28日(土)2010 FIFA World Cupアジア最終予選
日本代表対バーレーン代表

19:20キックオフ 埼玉スタジアム2002 観客数:57,276人



日 本
1
0
前半
0
0


バーレーン
1
後半
0

中村俊 後半2分

得点者

 


先発メンバーや交代選手、詳細な試合内容はこちらをご覧下さい。

3月28日(土)、埼玉スタジアムへ2010年W杯アジア最終予選日本対バーレーン戦を観戦に行って来ました。
これまでのW杯最終予選の過去2試合のホームゲームはいずれもドローで悔しい結果に終わっていたのですが、この日は是非ともバーレーンを降し待望のホームでの勝ち点3ゲットを期待しての観戦でした。
またバーレーンとはここ1年の公式戦で2勝2敗となっており、この日で5度目の対決だったのですが、先日のWBC日本代表がその大会において過去2勝2敗だった韓国と決勝で5度目の対決を行い、見事韓国を破り優勝したのと同じ結果を僕も含め、全日本国民が期待していたと思います。(それは言い過ぎかもしれませんが。。。(^^;)
巷でもその期待の大きさからか、はたまたオーストラリア戦に続く休日(土曜)開催となったからか、この日チケットはオーストラリア戦の時よりも早く、売出し日早々に完売になっていました。

休日開催でもあったので、遠い埼玉スタジアムでもこの日は余裕を持って行く事が出来ました。(^^) この日一緒に観戦する友人達と18時に浦和美園で待ち合わせていたので、その時間に合わせて自宅を出ました。溜池山王からの南北線、埼玉高速鉄道線では当然座れるだろうと思っていたのですが、溜池山王に到着した電車には既にかなり乗客が乗っており、結局最後まで座る事が出来ませんでした。(T.T)(どうやら東急東横線からの直通電車だったと言う事もあったらしいです。)
18時少し前に浦和美園に到着し、友人達と合流後、浦和美園駅からスタジアム北門まで行くシャトルバスの乗り場に向かったのですが、この日は土曜日だったからか駅前にはいつもの代表戦開催時とは大きく違い、既に多くの人達が集まって来ていました。とは言え、シャトルバスは駅前からドンドン発車するので、我々もそんなに待つ事も無くシャトルバスに乗車出来、スタジアムまで行き事が出来ました。

北門到着後、この日の座席はメインスタンドのアウエー寄りだったので、北門からスタジアムをぐるっと半周し座席に向かいました。浦和美園駅の混雑振りから既に多くの観客が来ているんだろうなと思ったのですが、意外にも満員になっているのは両ゴール裏のみ。バックスタンドの1階、2階にはまだ空席が目立っていました。
この日の席はメインスタンド1階の前から6列目、埼玉スタジアムはサッカー専用なので選手がかなり近くに見えると言うかなり良い席でしたが、しかし横の位置がアウエー寄りでバーレーンのペナルティエリア付近だったので、日本選手のアップや後半の日本の攻撃は見るのにちと遠かったです。(贅沢な話ですが。。。(^^;)

大型ビジョンには対戦カードと両国の国旗の表示

日本の選手に声援を送る日本ゴール裏のサポーター達

観客に愛嬌を振りまくサッカー協会のマスコット「カラッペ」

座席に着いた時にはまだ両チームの選手はアップにも出て来ていなかったので、トイレに行くついでにこの日のプログラムを買いに行きました。しかしプログラムの販売所を見つけられず、この日のプログラムも前回のオーストラリア戦の時と同じくファミマ・ドットコムで買う事にし、販売所の探索は早々に打ち切りました。(#^.^#)
座席に戻り、夕飯用に持参したサンドイッチやおにぎりを食べていると両チームの選手がアップのためピッチに出て来ました。しかしやはり思った通り、日本選手のアップを見るにはちと遠く、この日は撮影も断念しました。僕の目の前ではバーレーンのアップが行われていたのですが、何人かの選手や監督までが時折ピッチ上で記念撮影をしており、とてもW杯予選前の緊張感は感じられませんでした。(^^ゞ

程なくしてアップも終わり、両チームの選手がピッチから引き上げた後、両チーム選手の紹介が行われました。例によってバーレーンの選手はほとんど知らないし、先発メンバーにもほとんど興味はなくメンバー紹介をボーと聞いていただけでした。バーレーン選手の発表の時にはゴール裏の日本サポーターからブーイングも聞かれたのですが、それもそんなに大きくなく比較的大人しい感じでした。しかしそれが日本の選手発表の際には大きな歓声に変わり、両ゴール裏を中心にスタジアムは大いに盛り上がって来ました。そして日本のメンバーが発表されました。GKには左足首の怪我で代表を離れていた日本の守護神楢崎が復帰。DFはセンターバックが不動の中澤、闘莉王コンビ、右が内田で左が長友。MFは遠藤と長谷部がボランチで中村俊輔が前目の位置で攻撃の鍵を握る司令塔でした。FWは3トップ、位置的には右に田中達、中央が玉田、左が大久保のようでした。海外組の松井はこの日はサブからのスタートになっていました。

GKは怪我から復帰の守護神楢崎

ボランチのMF遠藤

日本の司令塔、MF中村俊輔

3トップの一角、FW田中達也

この日はサブでのスタートの松井

選手紹介も終わり、選手入場が近づいて来た頃には空席が目立っていたバックスタンド側にも多くの観客が詰め掛け、空席もほとんど見られなくなっていました。一方、僕の席の右側、メインスタンドとアウエー側ゴールとの間に大きな空席の固まりが見られました。一緒に観戦した友人にも「あそこはどうしてあんなに空いているんですか?」と聞かれたのですが、僕にも良く分かりませんでした。通常、こういう固まりは両チームのサポーターを分けるための緩衝帯なのですが、そこにはバーレーンサポータの姿は見られませんでした。と思ったら良く見てみるとバーレーンの応援らしき人がその大きな空席の固まりの中に2人(!)だけ座っていました。(後でTVでもやっていましたが、本当にそこはバーレーンサポーター用の席で実際に2人しか座っていなかったようでした。(#^.^#))
両チームの選手紹介後、両チームの選手入場となりました。スタンドからは大きな歓声が上がり、スタンドの観客は座席に用意されていた青、白、赤のカードを頭上に掲げました。そのカードがバックスタンド1階中央に日の丸を、2階に「ALL FOR 2010!」の文字を浮かび上がらせ、その他の場所をJapanブルーに染めました。
選手が入場しメインスタンド前に整列した後、いつもの通り来賓のお偉いさん達の紹介、選手との握手が行われた後、両国国歌の斉唱となりました。今回の君が代斉唱も地元の小学生、さいたま市立海老沼小学校の合唱部が歌いました。今回もまた小学生と言えども見事な君が代斉唱でした。(^o^) 君が代斉唱の後、両チームの先発メンバーの写真撮影が行なわれ、その後選手がピッチに散って行きました。

日本のゴール裏に巨大レプリカが出現

バックスタンドには日の丸と「ALL FOR 2010!」の人文字が浮かぶ

バックスタンド以外はJapanブルーに染まる

メインスタンド前に整列した日本の先発メンバー

写真撮影に臨む日本イレブン

試合前に円陣を組む日本の先発メンバー

そしてバーレーンボールで前半のキックオフとなりました。
戦前の僕の予想ではアウエーであるバーレーンはガチガチに引いて来て日本の攻撃に備えるのだろうと思っていましたが、試合序盤は高い位置から積極的にプレスを掛けボールを奪いに来ていました。そのバーレーンのプレスに最初日本はやや戸惑ったようでしたが、それにも少しして慣れたようで(=^.^=)、バーレーンのプレスをかわし冷静にボールを廻していました。
そして前半4分、日本の最初のチャンス。右サイドでパスをつなぎ、大久保がくさびになって右サイドにつないだボールを田中達がシュート! しかし、これはゴール右に外れました。このシュートは僕の座った位置からは良く見えていてシュートが外れたのも分かったのですが、他の 置、特にホーム寄りの位置からは見づらかったようで開始早々の得点かと勘違いし、歓声が上がった所もありました。(^.^;)

その後も日本は両サイドから攻め上がり、中央へクロスを入れましたが、バーレーンの高いDFにことごとくクリアされ、決定的な局面を作り出す事は出来ませんでした。前半16分には日本がゴールの左寄りの位置からのFKを得て、これを遠藤が直接狙いに行きましたが、ゴールの上に外してしまいました。前半25分には遠藤の蹴った右CKをファーサイドの中澤が相手DFと競り合いながらヘディングシュートを放ちボールが枠内に飛んだのですが、これはゴールの右ポストにいたDFにヘディングでクリアされてしまいました。

日本の攻撃の鍵を握るMF中村俊

日本の攻撃陣。手前は玉田、奥が大久保

ボールを持って右CKへ行く中村俊

日本のFK。遠藤がフェイクを入れ、中村俊が蹴る

遠藤の左CK

前方へボールを送る長谷部

日本は幾度もバーレーンゴールに攻め込みましたが、クロスを挙げるタイミングやゴール前でボールを持ち過ぎシュートを放つタイミングが遅れたため、バーレーンDFにブロックされる場面が何度も見られました。(-_-メ)(特に大久保!) 一方、バーレーンは時折カウンターで攻め込むものの日本のDF陣が落ち着いて対応し、危ない場面を作らせませんでした。
前半36分には左サイドから中央へ展開し、ペナルティーエリア内でパスを受けた大久保が右足でシュートを放ちましたが、うまくミート出来ず、ゴール上に外してしまいました。(>_<)

日本のFK。キッカーは遠藤

ペナルティエリアのすぐ外からの遠藤のFK

バーレーンゴール前での攻防。バーレーンDFがボールをクリア

そしてそのまま前半は両チームとも無得点で終了しました。
日本は圧倒的に試合を支配し、何度も積極的にバーレーンゴールに攻め込みましたが、試合途中から人数を掛けガチガチに引いて守っていたバーレーンに対して日本はゴール前でボールを持ち過ぎたため、バーレーン守備陣を崩す事が出来ず、得点を奪う事が出来ませんでした。もっと早いタイミングでの仕掛けやシュートに行く必要があったのではないかと思います。(-_-)(欧州や南米の超一流選手の様に個々人の技術が圧倒的に優れているのなら別ですが。。。)

ハーフタイムには大型ビジョンでいつも恒例の前半のハイライトを放映していましたが、この日も2月のオーストラリア戦の時と同じく前半の見所が少なかったため(^^ゞ、ハイライトはあっと言う間に終わってしまいました。(*^.^*)
埼玉スタジアムでは座席までビールの売り子が来ないので、ビールを飲む事も出来ずに(大混雑が予想される売店にも行く気になりませんでした。。。)、代わりに(?)ベンチコートのポケットに忍ばせて来たペットボトル(本来は持ち込み禁止ですが(^^ゞ)のお茶を飲んで過ごしていました。

そして程なくハーフタイムも終了し、日本ボールのキックオフで後半が開始されました。ハーフタイムでの選手交代は両チームともありませんでした。
後半早々の2分、日本はゴール正面の絶好の位置でのFKを得ました。このFKを中村俊が横にいた遠藤にちょこんと出し、その遠藤がその止めたボールを中村俊が直接ゴールを狙いに行きました。このシュートが見事バーレーンゴール右隅に決まり、日本が待望の得点を挙げました!\(^o^)/ このシュート自体は僕には相手DFに当たって入ったように見えたのですが、自宅に戻ってTVで見てみたところ、やはり相手DFに軽く当たって少しコースが変わったようでした。この中村俊のシュート、もし前半だったらまさに目の前で見られたのですが、残念な事にちょっと遠かったです。(しかし写真には蹴った瞬間をしっかり収めて来ました。(^^))

この先制点の後も日本は攻撃の手を緩めずバーレーンゴールに迫って行きました。後半10分には右サイドからゴール前にフリーで走り込んだ内田にクロスが入り、日本は決定的なチャンスを迎えたかに思えたのですが、このクロスを内田がトラップミスし、シュートまで持ち込む事が出来ませんでした。(T_T) 後半13分は中村俊から右サイドに開いた田中達に浮き球のパスが通り、そのボールを田中達がドリブルで持ち込んで右サイドからシュート! しかし、角度が無くコースが限定されたため、GKに左手でセーブされてしまいました。

後半に備え円陣を組もうとする日本の選手達

中村俊のFK。これが見事に決まり日本が先制\(^O^)/

日本の守護神、GK楢崎

日バーレーンのセットプレーに備える日本のDF陣

日本のCBコンビ。手前が闘莉王、奥が中澤

プレースキックを蹴るGK楢崎

さらに後半19分、日本がカウンター。玉田が中央をドリブルで上がり、相手DFを引き付けておいて右サイドを駆け上がって来た内田にパス。フリーでボールを受けた内田は右足で強烈なシュートを放ちましたが、これは惜しくもクロスバーに弾かれてしまいました。後半29分には同じく右サイドから内田がシュートを放ちましたが、これもゴール左に外れました。。。(>_<)
この試合負けられないバーレーンは後半途中から積極的に攻撃に来ましたが、日本は前半同様落ち着いた守備でバーレーンの攻撃を全く寄せ付けませんでした。

後半30分過ぎから日本は選手交代を行ない、後半31分に長谷部に代え橋本を入れて来ました。この交代は「おやっ」と思ったのですが、後で長谷部が古傷の左ヒザを痛めたからだと分かりました。さらに後半34分に玉田から松井に交代。僕は松井のプレーが見たかったのですが、残念ながらこの日は短い出場時間となってしまいました。さらに後半42分には田中達に代え岡崎を投入して来ました。

後半34分から出場した松井

日本の壁、闘将闘莉王

試合終了後、勝ち点3を挙げ、喜ぶ日本の選手達

日本は3人の交代枠を使いフレッシュな選手を入れましたが、追加点を奪えず、結局そのまま1対0で試合終了。それでも日本はW杯最終予選で待望のホームでの勝ち点3を獲得しました。この結果、日本は勝ち点を11に伸ばし、この日試合の無かったオーストラリアを抜いて暫定ですが、グループ首位に立ちました。また3位のバーレーンとは勝ち点差を7と大きく引き離し、本大会出場に大きく前進しました。\(^O^)/

しかしこの日も勝利したとは言え、1対0の最少得点での勝利。その得点も中村俊輔のFKで得たモノであり、流れの中から得点を奪う事が出来ないと言ういつもの日本の決定力の無さが露呈してしまいました。(-_-;)
ボールポゼッションと言う面では日本は圧倒的にボールを支配し、試合のペースを握っていたのですが、ゴール前でのシュートまで行く積極性、またシュートの正確性を欠き、またもや流れの中での得点を奪う事が出来ませんでした。(全く・・・(`_´))
一方、得点を奪えない攻撃陣を尻目に守備陣は左足首の怪我で代表を外れていた守護神楢崎が復帰し、中澤、闘莉王の両CBも危なげないプレーでバーレーンに決定的なシーンを作らせず、見事にバーレーンを完封し、勝利に貢献しました。(^o^)

勝利を収めた日本の選手達がピッチを一周するのを最後まで見届け、僕らもスタジアムを後にしました。この日はスタジアムが満員になっただけあり、浦和美園駅までの道は大渋滞でした。(^^ゞ

この日はセットプレーからの得点のみの1対0での勝利でしたが、しかしこの試合で勝ち点3を奪った事は非常に大きく、この勝利でバーレーンとは勝ち点差が7となり、さらに同じ組のもう1試合、ウズベキスタン対カタール戦でウズベキスタンが勝利した事により、日本は6月に行われる最終予選3試合のうち、一試合に勝利すれば本大会出場を決める事が出来るようになりました! 3試合のうちどれか一つを勝つ等と言う事でなく、6月6日に行われる次のアウエーでのウズベキスタンで勝利しそこで2010年W杯出場を決めて欲しいものです。(でもそうなると6月10日のホームでのカタール戦が消化試合になってしまいますが。。。(^^;)

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